GreeN Peak | 不可思議植物回廊 Wonder plants gallery

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Succulents(多肉植物)とは

普通の草花とは一味違う不可思議な植物。砂漠や岩場、海岸線などの乾燥した厳しい環境に自生しています。根・茎・葉など肥大した部分に水分や養分を蓄えておく機能を備えているのが特徴的です。
多肉植物は花が咲いたら終わりでなく、多肉植物の仲間のパキポディウム・グラキリスであれば生育環境の厳しい原産地でも100年程生きるなど、栽培を驚くほど長く楽しむ種類が多い植物です。

CAUDEX 塊根植物

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コーデックスは「塊根植物・塊茎植物」ともいい、茎や根が塊になっている植物の総称です。「イモ」とも呼ばれます。コーデックスの多くは、アフリカ南部やマダガスカルなどの乾燥地帯が原産地です。日本からは想像できない気候環境に育ち大きく膨らんだ塊根、表皮に刻まれた個体の表情は、そのずんぐりとした形状とともに独特の存在感を持ちます。コーデックスは世界的にも絶大な人気の植物となっています。

Cactaceae サボテン

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サボテンはサボテン科の植物の総称です。非常に多くの種類があり2000種あまりが記載されています。すべての種に短い枝が変化した刺座(Areole)があるのが特徴です。色、形状などが変化に富んでいて、昔から人気のある種類です。球形、柱、うちわの形などを形づくる肉厚の部分は茎です。多くの種は多肉質で、乾燥に耐える性質をもっています。

Crassulaceae ベンケイソウ

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メキシコ、北アメリカ南西部、南アメリカなど乾燥した比較的温暖な地域を原産地としています。肉厚の葉をロゼット状につけ、葉の間から長い花茎を伸ばして花を咲かせます。ベンケイソウ科の多肉植物は、多肉が好きな人だけでなく園芸を楽しむ幅広い層に人気があります。

Euphorbiaceae トウダイグサ

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トウダイグサ科ユーフォルビア(Euphorbiaceae Euphorbia)の植物で、その中でも多肉植物として分類される多くの種が南部アフリカやマダガスカルに自生しています。温帯~熱帯で2000種以上、大きなファミリーがユーフォルビア属です。日本の野原で見かけるトウダイグサもこの仲間です。どれも茎を切ると白い乳液を出しますが、肌につくと炎症を起こすので注意が必要です。

Cape bulb 球根

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南アフリカ南端のケープ地方と呼ばれる沿岸沿いの地域は、様々な球根植物の産地としても知られています。固有種の17%を占めるとされるのが球根植物。多肉植物として分類される、「ケープバルブ」と呼ばれる球根植物たちは非常にユニークな葉をもつものが多く、葉を鑑賞する目的で栽培されています。自生地の「バルブ」は、雨期の成長と厳しい乾季の休眠を毎年繰り返しながら、その厳しい環境の中から美しい花や個性的な葉の形状を作り出しています。

Pachypodium パキポディウム

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コーデックスの代表格であるキョウチクトウ科のポキポディウム。ギリシャ語で”太い”を意味する”pacys”と、”足”という意味の”podos”に由来しています。株姿そののままをあらわしています。分布は熱帯および亜熱帯圏で、アフリカ南部に5種、マダガスカルには15種程が知られています。海抜の低い乾燥地から標高の高い岩場まで、自生地の環境には差があります。日光を非常に好み、可能なかぎり屋外で育てたほうが調子よく育ちます。

Bromeliaceae パイナップル

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パイナップルや観賞用のアナナス類など、60属1400種ほどを含みます。個性的な形状でヒトデのような珍奇植物。アフリカ西部にもわずかに分布し、ほとんどがアメリカ大陸・西インド諸島の熱帯・亜熱帯の原産地となっています。

Agavoideae リュウゼツラン

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多肉質の葉をもつキジカクシ科リュウゼツラン属(Agave)の植物。ギリシャ語の「agauos権威者、英雄」に由来するといわれ、雄々しく葉を展開する姿は、その名にふさわしいです。北米から南部内陸のテキサス州、アリゾナ州、そしてカリブ海諸島、南のコロンビア、ベネズエラまで、300以上の種があり、メキシコにはその半数以上が自生しています。鋸歯(葉の周りにある切れ込み)が特徴的なアガベその荒々しい姿に魅了されるファンが多いです。葉と鋸歯のフォルムには地域差があり、バリエーションが豊富になっています。

Trivia(豆知識)

パキポディウムの育て方

置き場

  • 夏:可能なかぎり屋外で直射日光にあてます。少なめの用土、乾きやすい鉢で、生育期は雨ざらしにして育てたほうが調子よく育ちます。
  • 冬:気温が下がり落葉が始まったら徐々に水やりの回数を減らし翌シーズンに芽吹くまでは断水し、5度以下にしません。休眠中も日光にあてることが必要です。(弊社では、LEDを12時間程度使用しております。

水やり

  • 土の乾き具合と相談しながら週一回行ってください。乾燥してなければ必要ありません。(季節にもよります)

用土

  • 日向土、鹿沼土、赤玉土、培養土を混ぜた土に植えています。

  • 室内で育成する際、土の乾かしと防虫で必要になります。(弊社では、サーキュレーターの穏やかな風を送っています。)

種蒔き(播種)

  • 種子の向きは、胚軸に沿って発芽するので、胚軸側(線のある面)を下方にした方が根が潜るのがスムーズです。

受粉

  • 受粉作業は開花から2〜3日後がベスト。花粉が剥離する午前中で、虫の活動が多い時間の方が、受粉率が高いです。

植え替え

  • グラキリスの植え替えは、休眠期明けで、葉数が増えて動き出してから行います
  • 鉢内の土が乾燥してるか確認し、根回りした株を、鉢から抜き、土を落とします。
  • 根の整理をして、腐った根は切除、回っている根はピンセットなどで縦に伸ばします。
  • 少し細根が傷つくので、約3時間、根を日陰で乾かします。
  • その後、植え替えして水遣りは3時間後に行います。
  • 真夏の植え替えは3日間、50%遮光して、風通しの良い場所で管理します。

※こちらで紹介している育て方はあくまで一例であり、参考情報です。ご自身の環境に合った、植物たちにとって最適な栽培方法をみつけあげて下さい。

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about us

当サイトの管理人Yです。私がこの不可思議な植物達の魅力に気づくまでのお話を少しさせていただきます。

2019年に、今までに見たことない植物に出会いました。それがいわゆる”塊根植物”だったんです。10~20代では、刺激を求め音楽活動やスケートボード、アウトドアに熱中していました。おじさんになり塊根植物と出会ったとき、若かった時に感じた熱い思いが、再び湧き上がってきました。あの時のような刺激を与えてくれる”モノ”と出会ってしまいました。そう思ったらもう止まらない。最初は育てるのも手探りでしたが、植物と正しく向き合うために、SNSや専門書、論文等を読み漁り育てる楽しさを学びました。現在は植物中心の生活をし、一年に一度、根や花をいっぱいにつけてくれると「幸せだ!」と感じています。長くなりましたが、この「Wonder plants gallery/不可思議植物回廊 “GreeN Peak”」で、こんな不可思議植物が実在するんだとか、植物の驚きの生態、失敗することもあるかもしれませんが、育て方のマニュアルを微調整しながら、皆様と最適な情報を共有できればと考えています。

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Wonder plants gallery “GreeN Peak”